ZoomがH.R.McMaster取締役とJonathan Kallmerグローバル広報および対政府広報責任者を経営陣に迎える

ZoomがH.R.McMaster取締役とJonathan Kallmerグローバル広報および対政府広報責任者を経営陣に迎える

Zoomは本日、Herbert Raymond “H.R.” McMaster中尉をZoom取締役会の独立取締役に任命(2020年5月6日より発効)するとともに、Jonathan “Josh” Kallmerをグローバル公共政策および政府渉外の責任者として採用したことを発表しました (2020年5月26日より発効)。

McMasterは、アメリカ合衆国第26代国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めました。2018年6月に中尉として引退する以前は、34年間、米陸軍将校を務めました。McMasterは現在、スタンフォード大学でフーヴァー研究所Fouad and Michelle Ajamiシニアフェロー、Freeman Spogli InstituteのSusan and Bernard Liautaudフェロー、およびスタンフォード大学経営大学院講師を務めています。彼は、軍事および外交の歴史、国家安全保障、リーダーシップについて執筆および講義を行うベストセラー作家であり歴史家です。

Kallmerは最近、IT産業評議会(ITI; Technology Industry Council )のポリシー担当エグゼクティブバイスプレジデントで、世界中のポリシー開発に影響を与えるための取り組みを主導していました。ITIに入る前のKallmerは、Crowell&Moring LLPの顧問ならびにアメリカ合衆国通商代表部の投資担当を務めていました。

「Zoomは社会に大きな利益をもたらしており、そのおかげて人々はどこにいてもお互いの顔を見ながらつながることができています。この非常に優れたサービスは今まで以上に重要になっています」とMcMasterは言います。「私の目標は、急速に成長しているZoomを上手く導き、世界で最も安全なビデオ通信プラットフォームになるという同社の取り組みを助けることです」

「Zoomはワールドクラスのチームとカルチャーを持つ、信じられないほど革新的な会社です」とKallmerは述べています。「このチームに参加できることを嬉しく思います。世界中の政府関係者の方々に対して誠意をもってコミュニケーションを取り、信頼を築き、イノベーションとテクノロジーに対する理解を深めていただくことに尽力します」

「McMaster中尉を当社の経営陣に迎えられることを歓迎します。軍務に就いていた間、彼は困難な状況で周囲を先導することで専門性を深めるとともに、そのパワフルな性格の強さを示すことで、輝かしいキャリアを築きました。Zoomが世界規模で人々をつなぐことを引き続き可能にするためにも、彼のリーダーシップは非常に重要になるでしょう」Zoom CEOのEric S. Yuanはこう話します。「また、JoShがZoomに加わり、政府関係者への広報と公共ポリシーの取り組みを主導してくれることを嬉しく思います。ワシントンD.C.や世界中のステークホルダーと積極的に渉外し、Zoomのプラットフォーム、ポリシー、ユーザーへのコミットメント、およびその他の業界全体の重要なトピックについて話し合うためにも、Joshの経験と展望は有益となるでしょう。2人の加入を心から歓迎します!

H.R.McMaster中尉の紹介

H.R.McMaster米陸軍中尉(退役)は、2020年5月からZoom取締役会の役員を務めています。2018年9月より、スタンフォード大学でフーヴァー研究所Fouad and Michelle Ajamiシニアフェロー、Freeman Spogli InstituteのSusan and Bernard Liautaudフェロー、およびスタンフォード大学経営大学院講師を務めています。2018年の退役以前は、34年間、米陸軍将校を務めました。2017年2月から2018年4月まで、McMasterは、アメリカ合衆国第26代国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めました。McMaster中尉はウェストポイントの米陸軍士官学校で理学士を、修士号と博士号を取得ノースカロライナ大学チャペルヒル校で歴史学の修士号と博士号を取得しました。

Jonathan Kallmerの紹介

Jonathan “Josh” S. Kallmerは、Zoomのグローバル公共政策および政府渉外の責任者です。Zoom入社前のKallmerは、ITIのポリシー担当バイスプレシデントを務め、政府による公共政策目標の達成を支援しながら、イノベーションと経済成長を可能にする方法で世界中の政策展開に影響を与えるITIの取り組みを主導しました。経験豊富な専門家チームとともに、世界のあらゆる地域で、幅広い問題について政策戦略を立案し、実行する責任を果たしました。

2015年にITIに加入する前は、Crowell&Moring LLPの国際貿易および国際紛争解決グループの弁護士を務めていました。Crowell&Moringに入社する前は、アメリカ合衆国通商代表部に所属しています。米国の二国間投資協定(BIT)プログラムの共同議長を務め、いくつかの国際投資協定の米国の交渉主任を務め、対米外国投資委員会(CFIUS)の米国通商代表部(USTR)の担当を務めました。USTRに入る前は、ワシントンD.C.のHogan & Hartson LLP事務所に勤務し、国際訴訟、仲裁、国際貿易の分野で実務を行っていました。Joshは、テクノロジーと国際経済政策の問題について精力的にコメントや記述を残しています。スタンフォード大学を優等(cum laude)で卒業し、ジョージタウン大学で法学士号を取得しました。

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