利用の流れについて説明しましょう。
A 社はすべてのビデオ コミュニケーションに専ら Zoom Meetings と Zoom Rooms を使用していますが、Google Meet を利用している B 社と毎週 1 度ミーティングをしています。 A 社に Google Meet の招待状が届きます。 この招待状は受信後、Zoom Rooms のカレンダーに転送され、A 社はそこからこのミーティングに出席したいと考えています。
この Zoom Room は、届いた招待状が Google Meet のものであることを認識し、ワンタッチで参加できるボタンと一緒にカレンダー項目として表示します。 ミーティングの時間が来たら、A 社のユーザーは予約された Zoom Room に集まり、室内備え付けのコントローラでこの Google Meet のボタンをタッチします。するとこの Zoom Room ごと Google Meet のミーティングに参加できます。
ユーザーはミーティング ID を手動で入力する方法でも参加できます。ミーティング ID を入力する場合、外部のホストが送ってきたカレンダーの招待状を転送する必要はありません。
Zoom ミーティングでも、カンファレンス ルームでGoogle Meet サービスを利用するユーザーでも、やり方は変わりません。 Google ユーザーは、受け取った Zoom の招待状を Google Meet 用カンファレンス ルームのカレンダーに転送しておき、当日準備が整ったら、Google Meet 用タッチ コントローラからワンタッチで Zoom ミーティングに参加することができます。
Zoom または Google Meet のミーティングに参加すると、ユーザーは高品質なビデオとオーディオ、またオーディオまたはビデオをミュートできるユーザー インターフェース コントロールなど、大半のミーティングで必要となる主なビデオ カンファレンス機能一式を活用できます。 ただし、この相互運用性ソリューションで、Zoom Rooms または Google Meet 用ルームのネイティブ機能をすべてサポートしているわけではありません。
複数のプラットフォームでミーティングを主催しているお客様は、A 社が所有する Zoom Room が、承認済みルームシステムとして、A 社主催の Google Meet ミーティングに参加し、待機室をバイパスするように、待機室のバイパスを設定することもできます。 B 社主催の Zoom ミーティングに参加する B 社所有の Google Meet 用ハードウェアでも、同じことができます。