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Zoom on Zoom: Zoom が企業として実践するハイブリッド ワーク

ハイブリッド ワークは、ある人にとっては一定日数オフィスに出社することを意味し、別の人にとっては希望するタイミングで出社することを意味します。Zoom では、どちらもハイブリッド ワークとして捉えています。
8 分で読める

更新日 June 07, 2023

公開日 May 01, 2023

Hybrid work

オフィス内外で動的なチームワークを実現

一部の Zoom 従業員は、オフィス勤務を希望する場合や別の従業員がオフィス勤務することを把握している場合は、カリフォルニア州サンノゼにある Zoom 本社に出社します。 Zoom のプロダクト チームやエンジニアリング チームなどの特定チームは事前にスケジュール調整をしているため、対面でコラボレーションしながら Zoom ハイブリッド ワーク プロダクトをハンズオン テストできます。

毎週水曜日、本社近くに住むプロダクト チームとエンジニアリング チームのメンバーはサンノゼ オフィスに出社します。 各チームメンバーにとって出社方法は多少異なる傾向があります。 一部の従業員は早めに勤務を開始して、学校へ子どもを迎えに行けるようにしています。また、別の従業員は交通渋滞を避けるために遅めに出社しています。 各従業員は自分のスケジュールに最適な方法で出社しています。

水曜日にオフィス勤務する主なメリットとして、実際に Zoom ハイブリッド ワーク イノベーションであるワークスペース予約(チームメンバーが同席するデスクを予約するための機能)や Zoom Rooms などを使用し、その瞬間にその場で改良点を特定できることがあげられます。 これらのハンズオン インサイトは Zoom サービスの質を高めるために間違いなく重要なものとなります。また、作業後にみんなでランチをとることもチームにとって効果的です。

ハイブリッド ワークを好んで実践する別のチームはあるでしょうか? そこで次にホワイトボード プロダクト チームについて見てみましょう。 新機能に関するワークショップや問題解決を行う場合、このチームは問題を特定するための専用ミーティングで迅速に Zoom Whiteboard を作成して共有します。

Zoom Whiteboard
起動中の Zoom Whiteboard。

ハイブリッド チームの場合、一部の従業員は Zoom Rooms タッチデバイスを使用して持続的なホワイトボードでオフィスから作業し、別のチームメンバーはノートパソコンやタブレット、外出中の場合はスマートフォンからリモート参加します。 チームは定期的にボードにアクセスして何度もアイデアを書き込み、ボードをチーム外に共有して別の価値あるインサイトを取得し、コンセンサスを構築して承認を得ます。また、これが最終文書として提示されることさえあります。プロダクト マーケティング マネージャーの Maribeth Brown は「編集が必要な 3~4 枚のスライドや文書の作成、承認の取得、ミーティング後のチームへの共有を行う必要がないため、時間を節約できます」と述べています。  

また、広範にわたるプロダクト / エンジニアリング チームはクイック ダイアグラムを組み合わせる必要がある場合にもホワイトボードを使用します。 シニア プロダクト マネージャーの Andrew Chuong は「対面の場合でもホワイトボードを使用してメモや図形を書き込むことでアイデアをスムーズに説明しています」と述べています。 時に、コンセプトをビジュアルなしで説明することは非常に困難です。 ホワイトボードを使用すると、後で参照できる図形を制作しながら、コンセプトのブレインストーミングが可能になります。

ハイブリッド ワークによる顧客関係の強化

 

お客様は、私たちが働く場所に関係なく Zoom の取り組みのすべてにおける中心的存在です。 私たちはお客様に対して、リアルタイムでのミーティング、プロジェクトのキックオフやオンボーディング時の非同期コラボレーション、Zoom に関するあらゆるフィードバックのリクエストを行っています。 これらを実現するための方法をいくつかご紹介します。

 

お客様およびエグゼクティブに向けた 3 日間のハイブリッド イベント

 

最近行われた Zoom 顧客諮問委員会のハイブリッド サミットではバーチャルと対面で 50 名を超える参加者をつなぎ、Zoom の最新イノベーションに関する包括的なフィードバック ループを構築しました。

 

顧客諮問委員会のセットアップ
顧客諮問委員会ハイブリッド サミットのセットアップ。

 

Zoom のグローバル カスタマー アドボカシー リーダーである Megan Donaldson は「スケジュールが合わなかったり、健康上の理由や企業の出張ポリシーにより対面出席できなかった顧客諮問委員会メンバーに柔軟性と選択肢を提供することが重要でした。 対面出席したある顧客諮問委員会メンバーはサミット最終日に交通の遅れを気にかけていましたが、イベントがハイブリッド開催だったため、早めに出発して車内で Zoom モバイルアプリから参加できました」と述べています。

 

サミットの成功は次の Zoom プラットフォーム機能がなければ実現しなかったでしょう。

 

  • Zoom Rooms 興味深い事実: Zoom イベント サービスチームはわずか 1 日足らずでホテルルームをマイク、ディスプレイ、カメラが完全にセットアップされた Zoom ルームに変えました。
  • 継続的なミーティング チャット: サミット参加者は継続的なミーティング チャットを使用してミーティング中もミーティング後もコミュニケーションをとっていました。 ある参加者が別のミーティングに出席するためにサミットから席を外さなければならなかったときでも、引き続きチャットに表示される質問に答えることが可能でした。
  • ミーティング レコーディングとスマート チャプター: サミット後、私たちは数時間にわたるミーティング レコーディングの重要部分を統合する必要がありました。 Zoom チームはスマート チャプターを使用してフィードバックやディスカッションから有用な部分を迅速に収集しました。

 

エグゼクティブ ブリーフィング

 

カスタマイズされたディスカッション向けのスペースを構築することは Zoom 顧客諮問委員会に限らず Zoom エグゼクティブ ブリーフィング センター(EBC)でも定期的に行われています。このスペースは、重要なビジネス課題を解決して Zoom の最新イノベーションを紹介するために設計される厳選体験の実現に向けて Zoom エグゼクティブ チームと各分野の専門家をお客様とつなぐことを目的としています。

 

EBC グローバル リーダーの Mona Gorjestani は「エグゼクティブ ブリーフィングの計画には多くの人の協力が必要です」と述べています。 このような理由から、Mona のチームは Zoom Team Chat チャネルを活用して全員が各ブリーフィングでつながりを維持できるようにしていますこのチャネルは EBC チーム、アカウント チーム、経営幹部、ディスカッション リーダーのホームベースとして機能しています。 これにより、イベント当日に向けて準備をする際、全員がこのチャネル内でコンテンツ、アイデア、最新情報を共有できます。

 

Mona と彼女のチームはできる限りイマーシブで魅力的かつ動的なブリーフィングを構築するために、最新イノベーションのメリットを活用しています。 最先端のハードウェアと AI を結びつけ、ルーム内参加者の各ビデオフィードを構築する Zoom Rooms 機能のスマート ギャラリー、Zoom ルーム内の個人を表示するベストアングルを判断する Intelligent Director(ベータ版)などの強力な AI 機能により、ブリーフィングで場所に関係なく高度な公平性が保たれま す。 また、プロダクション バリューをさらに高めるために、EBC チームは頻繁に Zoom と vMix(高品質なライブ ストーミング ソフトウェア)を連携してイマーシブなハイブリッド ツアー体験を構築しています。

 

次に Zoom Sessions をご紹介します。このサービスは、各ブリーフィング向けにカスタマイズされたランディング ページを作成する新しい方法を提供します。 シングル セッション イベント向けに機能が拡張された Zoom Sessions を使用すると、EBC チームにより、お客様にアジェンダ ビュー、スピーカーと略歴、ミーティング ID、コンテンツなどをエグゼクティブ ブリーフィング向けのワンストップ ショップとして提供できる可能性があります。

 

顧客関係の強化に使用する最新の Zoom イノベーションについて詳しくは、Zoom バーチャル エージェントZoom Revenue Acceleratorに関する Zoom on Zoom ブログをご覧ください。

 

生産性と柔軟性を最大限に高める

チームとコラボレーションしてお客様にサービスを提供することは日々の業務の大半に当たる一方、私たちは個々の責任、プログラム、デリバラブルを抱えています。 子どもの学校への送迎、犬の散歩、通院など、私生活のニーズについては言うまでもありません。 すべてのニーズをこなすのは難しい場合もあります。このような理由から、ウェブ マーケティング部門のグループ マネージャー、Greg DiPaolo などの Zoom 従業員は生産性を向上させ、ワークライフ バランスを保つ際に有用な特定の Zoom 機能を活用しています。

大半のリモートチームに関し、Greg は同僚のためにゆとりを生み出す方法を見つけ、適宜サポートを提供できるようにしています。 Greg は「チームのリモート体質を考慮し、私はよく Zoom Huddles(ベータ版)で柔軟な「オフィスアワー」を設けています。この時間は、最新情報を共有するために立ち寄ったり、質問したり、あるいはただチェックインに利用したりするためにあるチーム全体のオープンな時間です。 これは、さまざまなスケジュールやタイムゾーンに対応する優れた手段です」と説明しています。

ハドルを使用して、対面作業で発生する流動的かつ偶発的なやり取りをハイブリッド チームに組み込むことを始めたのは彼だけではありません。 チームや部門(Zoom マーケティング チームなど)はハドルを作成、使用して共通のバーチャル スペースを活用し、ビデオ、オーディオ、チャットを介して組織的につながり、プロジェクトやキャッチアップに関する手短な会話を頻繁に行っています。

Zoom Huddles
Zoom マーケティング チームは Zoom Huddles を介してソーシャル アワーを設けています。

チームをまとめることに関して、Zoom Apps は Greg のワークフローにとって必須です。 彼は「Zoom アプリ連携は私のチーム間のミーティングでは一貫して活用されています。 たとえば、私のチームは Asana アプリを使用して最新のチーム プロジェクトについて議論します。 これらの組み込み連携を使用すると、全員がハイブリッド ワーク環境にいながら、速いペースで業務を処理できるようになります」と述べています。  

このような速いペースでの処理は業務のみにとどまりません。 多忙な Greg の家庭において、Zoom Team Chat が持つ「リマインドミー」などの機能により、サッカー練習に付き添い中でも仕事用チャットをキャッチアップすることができ、コンピュータからミーティングを電話に転送することで、子どもの学校のお迎え時でも業務対応が可能になります。

また、彼はバーチャル背景が必要不可欠であると考えています。 「子どもが遊んだまま放置している山積みのおもちゃを隠すときでも、定期的に部屋を移動して静かな場所を探すときでも、バーチャル背景を使用することでミーティング プレゼンスに一貫性が保たれ、少しくらいはプロフェッショナルに見えるのではないでしょうか」と冗談めかして言いました。

場所ではなく目的に沿って働く

従業員は満足、安心、成功を実感できる場所や方法で働くべきです。 そういうわけで、私たちは Zoom 従業員をさまざまな仕事環境にわたってサポートしています。私たちは Zoom プラットフォームが場所や所属するチームに関係なく、従業員のワークスタイルをサポートすると考えています。

革新的な Zoom プラットフォームで深い人のつながりと複数のコラボレーション方法をサポートすることで、チームが場所を問わず、最大限力を発揮できるようエンゲージメントとパワーを実感するために必須となる相互の信頼関係が育まれます。

このような信頼を育むためには、仕事は場所として定義されるべきではなく、従業員が業務内でエンゲージメントと目的意識を実感できる空間として定義する必要があります。

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