Zoomプロダクトアップデート: ホスト用の新しいセキュリティアイコン、ミーティングIDが非表示

昨夜、私たちはミーティングをよりプライベートで安全なものにするための重要なアップデートを実施しました。ミーティングホストに表示される最も目に見える大きな変更点は、[セキュリティ]と表示されるZoom ミーティングコントロールのオプションです。この新しいアイコンは、ホストが Zoomのミーティング中、セキュリティ機能の多くをすばやく見つけて有効にするための操作を簡素化したボタンです。
Zoomミーティングのホストと共同ホストにのみ表示される[セキュリティ] アイコンは、既存のZoomのセキュリティ機能に簡単にアクセスできるため、ミーティングをより簡単に保護できます。
ホストと共同ホストは、[セキュリティ] アイコンからワンクリックで:
- ミーティングをロックする
- 待機室を有効にする(有効でなかった場合も、あとから有効にできる)
- 参加者の削除
- 参加者の機能制限:
私たちは、Zoom クライアントのさまざまなセキュリティ設定が、非常に便利である一方で、クライアントの操作としてまとまって表示されていなかったことを認識しています。いつも表示される[セキュリティ] アイコンが追加されたことによって、プロフィール設定のデフォルトのZoomセキュリティ機能の一部が強化され、Zoomユーザーはミーティングの混乱を防ぐためのアクションをより迅速に実行できるようになりました。
[セキュリティ] アイコンは、ミーティングコントロールの [招待] タブと入れ替わります。[招待] タブは [参加者] タブに移動し、ホストはそこから参加者やゲストを追加することができます。
セキュリティアイコンは、デスクトップ(Mac & Windows)、モバイル(iOS & Android)、iPad、Webクライアントのすべての無料および有料アカウントタイプのすべてのZoomホストおよび共同ホストに、最新リリース(バージョン4.6.10)で提供されています。
セキュリティアイコンの更新についての詳細は、サポートページをご覧ください。
ミーティングIDの非表示
さらに、ZoomミーティングIDはタイトルツールバーに表示されなくなります。タイトルはすべての会議に対して「Zoom」とのみ表示されるため、たとえばZoomミーティングのスクリーンショットが公開されたときなどに、アクティブなミーティングIDが他の人に見られないようになります。
追加のセキュリティアップデート
Zoomチームは、特定のアカウントタイプのためのいくつかの機能を更新しました。
- 待機室:無料のベーシックアカウント、シングルライセンスのProアカウント、およびK-12プログラムに登録されている教育用アカウントでは、待機室機能がデフォルトでオンになっています。
- パスワード:無料のベーシックアカウントとシングルライセンスのProアカウント、およびK-12プログラムに登録されている教育用アカウントでは、ミーティングパスワードがデフォルトでオンになっています。これらの教育用アカウントでは、デフォルト設定を変更することはできません。
- ドメイン連絡先:管理されていないドメインを持つ無料のベーシックアカウントとシングルライセンスのProアカウントでは、同じドメイン内の連絡先が表示されなくなります。また、連絡先リストに同じドメインのユーザーを自動的に追加するオプションも削除されました。これらの連絡先を保持したい場合は、外部連絡先として追加することができます。
- 参加者の表示名の変更:上記のミーティング中の表示名変更コントロールに加えて、アカウント管理者とホストは、参加者がWebポータルのアカウント、グループ、ユーザーレベルで(ミーティングごとに)自分の表示名を変更する機能を無効にすることができるようになりました。
Zoomの最新バージョンにアップデートするには、ダウンロードページをご覧ください。Zoomを安全に使用するためのヒントやコツについては、ZoomのYouTubeページ(日本語動画はこちら)または Zoomブログ(日本語翻訳版はこちら)ご覧ください。