ミーティングとチャット Zoom Workplace

Zoom Team Chat と Slack、Microsoft Teams の比較

Zoom Team Chat なら、Slack、Microsoft Teams など、ほかのプロバイダーと同様のメッセージ機能もすべて確保できます。
8 分で読める

更新日 June 05, 2023

公開日 May 19, 2023

Zoom Team Chat

作業ペースを保つメッセージ機能

「Zoom Team Chat」と聞いて最初に思い浮かぶのは、Zoom ミーティング内でチャット メッセージを送信できる「ミーティング チャット」かもしれません。 Zoom Team Chat は Zoom の持続的なチャット ソリューションです。使用すると、Zoom のモバイルアプリ、ウェブアプリ、デスクトップ アプリでグループ会話の維持、1 対 1 チャット、メモ作成、公開 / 非公開チャネルの設定、以前共有した情報やリソースの検索が可能になります。 このチャット機能は、ほかの Zoom 製品に組み込まれています。つまり Zoom Team Chat とその高度な機能は、すでに皆様のお手元にあり、今すぐご利用いただけます。

Zoom Team Chat は、ほかの Zoom 製品と緊密に統合されているため、切り替えの作業負担をカットでき、ニーズに合わせて一日の作業を迅速・簡単に処理できます。 1 つのアプリにすべてのコミュニケーションとコラボレーションがまとまっているため、スピーディーにドキュメントの共有、メモの作成、チームメイトとの通話やビデオの設定はもちろん、手早くメールを書いて送信することもできます。   

このチャット ソリューションは操作がシンプルで使いやすいうえ、すでによくご存じのインターフェースを使用できるため、チームの日常業務全般がシンプルで柔軟になります。 つまり、予算をかけずに今すぐ組織に価値をもたらすことができるのです。

チャットとホワイトボードの画像

Zoom Team Chat と他製品の比較

チャット製品は最新型コラボレーションの中枢となっており、世界中のテクノロジー プロバイダーがこぞって自社の特色を出したチャット機能を提供しています。 Slack、Microsoft Teams、Zoom の 3 つは何が違うのだろうと思われる方も多いのではないでしょうか。 これらの中身を見てみましょう。

統合型プラットフォームで多様な機能を展開

Zoom Team Chat と Slack の共通点は少なくありません。 どちらでもチャット チャネルの管理主要な情報とリソースの検索社外とのシームレスなチャットができます。 また、各ソリューションで多彩なチャットアプリと連携、およびファイル ストレージ管理を利用できます。 Zoom Team Chat は、Zoom カスタマー マネージド キー(CMK)のような高度なセキュリティ機能までサポートしています。

ただし、両者にはいくつか見逃せない違いもあります。これらの違いは、主に広範な Zoom ユニファイド コミュニケーション プラットフォームにおける Zoom Team Chat の役割に起因します。 Zoom Team Chat では持続的なミーティング チャットを提供しており、出席者はミーティングの開始前、実施中、終了後の区別なくチャットを維持できます。チャット チャネルから直接ミーティングをスケジュールし、AI を活用してミーティング サマリーを生成する機能を備え、このような機能は現在、Slack にはありません。 これらの機能はすべて、Zoom Team Chat が Zoom プラットフォームに備わった別の機能とシームレスに連携しているからこそ、実現可能になっています。 Zoom Team Chat はほかの Zoom 製品にもともと組み込まれているため、追加費用は一切発生しません。

Zoom のエンタープライズ グレードのコラボレーション ハブにより、動的なチャット体験を提供すると同時に、Zoom でのミーティング、電話、ホワイトボードなどの使い勝手も一段と充実したものになっています。 Zoom Team Chat は、Slack などのプロバイダーと同じような機能を提供できるだけでなく、追加費用がかからず、環境内に追加のコミュニケーション ベンダーを組み込む面倒も一切ありません。 つまり、一日の作業を楽々と 1 つのコラボレーション アプリケーション内で済ませることができるのです。

最高級のコミュニケーション アプリケーションの力

Microsoft Teams もユニファイド コミュニケーション システムの一環でチャット ソリューションを提供していますが、Zoom Team Chat と比較すると若干の差があります。 両者の違いを一言で説明すると、体験の充実度です。これらの機能は類似していても、実際のデリバリーにおいて差異を伴います。 こう指摘するには、いくつかの理由があります。

1. 組織全体ですべてが 1 か所に

Zoom Team Chat は、ほかの Zoom 製品でお使いのシンプルかつアジャイルな Zoom クライアントに直接、組み込まれています。 そのため、チャット ソリューションだけでなく、ほかの Zoom モダリティも、生産性と組織性を維持するよう設計された単一の使いやすいアプリケーションに組み込まれています。 Zoom Team Chat フォルダーを使用しているときも、後でメッセージをフォローアップできるリマインダー機能を使用しているときも、必要なものがすべて 1 か所にそろっているため、効率的かつ効果的に仕事を済ませることができます。 現在、Microsoft Teams には、このような 2 つの機能はありません。

2. お馴染みの一貫した体験
Microsoft Teams のチャット体験には、一貫性に欠ける部分があります。 Teams はチャネルのチャット メッセージではスレッドをサポートしているものの、1 対 1 のチャットとグループ チャットではスレッドがサポートされていません。 Microsoft Teams における 1 対 1 チャット、グループ チャット、ミーティング チャットの場合、メッセージに対する返信と引用はできますが、チャット形式を変えると同じ体験が維持されないため、実用的なスレッドとは言えません。 一方、Zoom Team Chat は、チャネル、1 対 1 チャット、ミーティング内チャットでスレッド化された会話が完全にサポートされるため、ご自身もほかのユーザーも簡単に会話を整理できます。

ビデオ共有機能付きのチャット

3. 迅速なイノベーション

有意義な顧客体験には、イノベーションのスピードが欠かせません。スピードを伴っていてこそ、働き方のレベルアップと改善に必要なツールがそろいます。 Zoom は更新するべきアプリケーションが 1 つに集約されているため、さまざまな最新機能を最速で装備できます。 チャットへのメール共有持続的なミーティング チャット(詳細は以下を参照)など、チャットに関するあらゆる最新のイノベーション、お客様の使い慣れた、信頼できるアプリケーションの最新バージョンに一括搭載されています。 このような手軽さは、Teams にはありません。Microsoft の機能リリース サイクルは、クライアントごとに別々のバージョンで新機能を導入する方針だからです。 結果として、ある新機能を展開できるのが特定のユーザーに限られる可能性があります。

4. 多様な連携と拡張性
各ビジネスには違いがあるため、各組織のニーズに合わせてコミュニケーションを調整する機能があることが大切です。 Zoom Team Chat では、ニーズに合わせた選択肢が用意されており、戦略的なアプリ連携を通じて、チャット コミュニケーションのモダリティを拡張できます。 たとえば Microsoft Office や Google Workspace を Zoom Team Chat と組み合わせて使用でき、クライアントを離れることなくドキュメントを作成・共有できます。 Microsoft Teams は、自社の Office スイートに関して同様の機能をネイティブでサポートしていますが、Google など、ほかのプロバイダーでは、共有しかできません。

比較一覧表

チャットをより直感的かつ革新的なツールに

Zoom Team Chat は、チャット体験を拡充するよう設計された他種多数のネイティブ機能を搭載しています。 柔軟な働き方をサポートする、カスタマイズ可能な設定からワークフローをスピードアップできる高度で革新的な AI 機能まで、Zoom Team Chat があれば、仕事のやり方を根本から変えるために必要なツールがそろいます。 このようなイノベーションの一部をご紹介しましょう。

Zoom AI Companion のチャット作成機能(まもなく無料トライアルを開始予定): チャットのスピードに取り残されず、タイムリーに返信する必要がある場合、会話の文脈に沿ったドラフト メッセージを作成する Zoom AI Companion のチャット作成機能を利用しましょう。 ユーザーは、提案された返信メッセージのトーンや長さをカスタマイズできます。

チャット作成機能

Zoom AI Companion のミーティング サマリー(まもなく無料トライアルを開始予定): ミーティングをまとめる際、ミーティングと次のステップのサマリーを生成し、持続的なミーティング チャット(詳細は以下を参照)とメールを介して共有することもできます。そのため、欠席しても長時間レコーディングを見て過ごす必要がなくなります。 補足情報: ミーティング サマリーは、ミーティングをレコーディングしなくても取得可能です。

持続的なミーティング チャット: ミーティング会話のトラッキングを維持できます。 持続的なミーティング チャット機能により、Zoom Team Chat 内で利用可能なミーティング チャットを通じてミーティング前からミーティング後までコラボレーションを継続できます。 ミーティングの場にいなくても、チャット送信で参加が遅れる旨を同僚に通知できるほか、アクション項目に返信することも、ミーティング後にチームチャットでフォローアップすることも可能です。

チャット チャネルへのメール共有: コミュニケーションの場が変わると、一貫した会話が難しくなります。 メールをチームチャットに共有する機能を使用すると、あらゆる会話を一元管理できるため、よりよくチームの足並みをそろえ、まとめることができます。 注: この機能を使用するには、デスクトップ版 Zoom Mail クライアントにアクセスする必要があります。

 

まとめ

急を要する情報共有も、ミーティング前のメッセージ送信も、Zoom Team Chat なら有意義なつながりをよりスムーズに強化できます。 コラボレーション プラットフォームのつなぎ役とも言える Zoom Team Chat により、皆様のあらゆるコミュニケーションが 1 つにつながり、一日の仕事に必要なものすべてが 1 か所にまとまります。

Zoom Team Chat は、無料アカウント、有料アカウントの違いなく、Zoom クライアントにてすべてのお客様に無料で提供しています。 Zoom のメッセージ ソリューションの詳細情報については、デモをリクエストするほか、こちらのページでもご覧になれます。

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