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Zoom の利用規約と慣行が AI 機能に適用される仕組み

Zoom の利用規約と慣行が AI 機能に適用される仕組み

編集部注: このブログ投稿は、2023 年 8 月 11 日に掲載した内容を編集したもので、Zoom 利用規約の最新情報を掲載しています。 先日の Zoom による利用規約の更新に関してフィードバックを受け、Zoom は利用規約および以下のブログ投稿を更新することで、弊社がオーディオ、ビデオ、チャット、画面共有、添付、その他のコミュニケーション関連のカスタマー コンテンツ(投票結果、ホワイトボード、リアクションなど)を使用して Zoom またはサードパーティの AI モデルをトレーニングすることはない旨を明確に示しました。

Zoom では、革新的かつ安全なコミュニケーション ソリューションでお客様に力を与えることを重要視しています。 Zoom は利用規約(セクション 10)を更新することで、弊社がオーディオ、ビデオ、チャット、画面共有、添付、その他のコミュニケーション関連のカスタマー コンテンツ(投票結果、ホワイトボード、リアクションなど)を使用して Zoom またはサードパーティの AI モデルをトレーニングすることはない旨をより明確に示しました。 また、上述の内容を反映するようプロダクト内通知を更新しました。

利用規約に関する最新の変更

私たちは Zoom 利用規約の中で、データのオーナーシップに関する透明性を提供するよう努めています。 本利用規約は Zoom プライバシー ステートメントおよびプロダクト内のプライバシー通知と関連付けられており、お客様は Zoom によるカスタマー コンテンツの使用方法に関して通知を受ける権利と選択する権利を持つよう定めています。一般的に、本利用規約はオンラインの Zoom のお客様を対象としています。 Zoom から直接購入を行うお客様(規制対象業界(教育機関や医療機関など)の企業やお客様を含む)に対しては別の契約が適用され、オンライン利用規約の更新はこれらのお客様に影響しません。  

私たちは 2023 年 3 月に Zoom オンライン利用規約を変更し、Zoom プラットフォーム全体にわたる多様なコンテンツ形式の使用方法やオーナーシップについて説明を付加しました。 Zoom はカスタマー フィードバックに基づき、2023 年 8 月に利用規約に更新を追加することで、上述の変更を反映してセクション 10 を再編成し、よりわかりやすく改善しました。

ジェネレーティブ AI の機能

先日、私たちは強力なジェネレーティブ AI 機能である Zoom IQ のミーティング サマリーとチームチャット作成を実装しました。こちらは無料トライアルとして Zoom 体験の質を高めることができます。 これらの機能では、ミーティング サマリーの自動生成や AI サポートのチャット作成が可能です。 Zoom アカウント オーナーと管理者の皆様は、これらの AI 機能をアカウントで有効にするかどうかを管理できます。

アカウント オーナーまたは管理者の操作により Zoom IQ のミーティング サマリー機能が有効になります。

Zoom 利用規約(TOS)のミーティング サマリー
アカウント オーナーと管理者が Zoom IQ のミーティング サマリー機能を有効にして管理する方法を示しています。

Zoom ユーザー インターフェースを介した参加者への通知送信

私たちは Zoom ジェネレーティブ AI サービスが使用されている場合に、皆様とミーティング参加者に通知を行います。 私たちがミーティング内通知を提供する方法の例をご紹介します。

Zoom 利用規約のミーティング サマリー
ホストが機能を有効にした場合のミーティング サマリー通知の参加者側ビューを示しています。

繰り返しになりますが、Zoom は、オーディオ、ビデオ、チャット、画面共有、添付、その他のコミュニケーション関連のカスタマー コンテンツ(投票結果、ホワイトボード、リアクションなど)を使用して Zoom またはサードパーティの AI モデルをトレーニングすることはありません。

私たちは継続して透明性を維持できるよう取り組んでいます。弊社の目的は Zoom アカウントに関して情報に基づいた意思決定をするために必要なツールを皆様に提供することです。 私たちはお客様のプライバシーを大切に扱い、継続的にサービスの質向上に努めると同時に、お客様の権利を尊重しています。

Zoom コミュニティへのご参加に感謝申し上げます。 私たちは皆様とともに引き続き Zoom で有意義かつシームレスなコラボレーション体験を構築してまいります。

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