Zoomtopia Japan Session ハイライト Vol. 1

Zoomtopia Japan Session ハイライト Vol. 1

Zoomの第4回目となる年次ユーザーカンファレンス「Zoomtopia」。今年は初めて、「Zoomtopia Japan Session」と題し、10月16日、日本のZoomユーザーに向けた特別なイベントを開催しました。今年のテーマは、「Epic Environment – Courage」。壮大なビジネス環境とその変化に、勇気を持って取り組むというまさに今を表すような大きなテーマとなりました。本ブログでは、4回にわたって、基調講演を含む各セッションの内容をご紹介します。

基調講演:

ニューノーマル時代のコミュニケーションやコラボレーションの未来

セッション1: Zoom Video Communications日本法人代表 佐賀文宣

まず初めに、Zoom Video Communicationsの日本法人代表 佐賀文宣より、開催のご挨拶および日本におけるビジネスの最新情報のご紹介をいたしました。

本イベントのテーマ通り、まさにこの半年は大きな変化が起こりました。そして、今後も同様に様々な変化が起こっていくことでしょう。社会環境の変化に伴い、コミュニケーションの世界にも大きな変化が起こる中で、日本においてZoomは、より快適で安全なコミュニケーションのインフラを提供していくことが使命だと思っています。今回日本でのイベント開催と同時期に、米国やアジア太平洋地域、ヨーロッパ地域でもZoomtopiaが開催されましたが、B to B、B to C、それからお客様の製品やサービスにZoomのサービスを組み込むB to Dの分野における様々な取り組みを発表しています。日本においても、「Zoom Phone」について、楽天コミュニケーションズ株式会社とアライアンスを組んで、年内をめどにサービスを発表予定です。

Zoom Japanは、この一年で飛躍的に成長し、お客様が2,500社から20,000社以上に、パートナー数は、5社から300社以上に、社員数は20名から65名に、売り上げは約10倍となり、国内におけるシェアは10%未満から35%に伸張しました。パンデミックの事態が終息した後も、Zoomで3つの壁を乗り越えることができると確信しています。一つ目は、どこからでも会議に参加できるという意味で「地域の壁」を越えること、二つ目は、例えば育児や介護で、9時5時で働くことが難しい方がキャリアを諦めなくても良くなり、会社にとっても人材をフレキシブルに活用できるようになるという意味で「時間の壁」を越えること、最後に、海外とのミーティングや商談もZoomの同時通訳設定で「言葉の壁」を乗り越えることができます。一方で、「リモートワーク格差」が話題になっており、リモートワーク によってオフィスワーカーはメリットを享受した一方で、現場に行かなければならないエッセンシャルワーカーに対するメリットが少なかったと言われています。このような世界ではまだまだ不十分で、現場にもっとリモートワークを導入するという発想力と勇気が必要だと考えています。日本ではまだZoomは始まったばかりですので、あらゆる場所でZoomができるような世界を、ご提供したいと考えています。

セッション2: Zoom Video Communications, Inc. グローバル CIO ハリー・モズリー

続いて、ZoomのグローバルCIO ハリー・モズリーより、「ニューノーマル時代のコミュニケーションやコラボレーションの未来」について、お話ししました。

まず、Zoomのこの10ヶ月を振り返ると、2019年12月当時は1日の会議参加者数は1000万に上り、さらに今年の3月には2億人、4月には3億を超えました。また、年間会議分数は、1月は1千億分でしたが、4月には2兆分、9月には3兆分にのぼるなど、驚異的なスピードで成長してきましたが、Zoomは、高いサービスレベルと、高いネット・プロモーター・スコア、高い顧客満足度の3つを維持してきました。そして、謙虚な気持ちを忘れずにグローバルエンタープライズの皆様や、12万5000校の教育機関などを含めたあらゆるユーザーの皆様をサポートしてきました。

ご存知の通り、働き方も急速に変化しました。DXが加速し、これまで1週間や1ヶ月かかって行っていたことを、一日や数週間で行うようになり、働く場所も仕事場から生活の場へと移りました。人々が未来の働き方だと考えていたことが急速にやってきて、「今がその未来」だということです。バーチャルでセキュアに働く方法を模索し、「背後に気になるものが存在する」ことがニューノーマルになりました。先日も、Zoomでの役員会中に、参加メンバーが奥さんから赤ちゃんを託され、赤ちゃんを抱っこしながらミーティングを続けるようなこともありました。チームはZoomで関係構築できるようになり、ヨガやタウンホールミーティング、コーヒー休憩もZoomで行うようになりました。

私たちは、変化に急速に順応してきました。好きな時に好きな場所で働ける「ハイブリッド社員」が、この先10年の働き方となるでしょう。テクノロジーのリーダーは、ハイブリッド社員の扱い方を学んでいるところです。社員にとってもこれは大きな変化で、オフィスで働く場合に、許可が必要な状況になっています。マネージメントにも変化が起こり、上司は、社員のスケジュール管理を社員に任せるようになります。人の管理ではなく、仕事の結果の管理が上司の仕事になります。トラストセキュリティも鍵になるでしょう。ミーティングやビジネスプロセス、ワークフローのセキュリティを担保する必要があります。新たな脅威や課題にすぐ適用するように変わる必要があります。

次に、「ネクストノーマル」について、まず、人との接触を減らす努力の一環として、全ての領域で自動化が加速するでしょう。また、社員の自宅勤務は効率が悪いという通説は、間違っていることが証明されました。多くの場合、効率的かつ生産的に仕事でき、社員の満足度も高まりました。雇用主もソーシャルディスタンスを取るとなると、全員をオフィスに戻すわけにはいかず、週3日出勤や、AチームとBチームを分けて出勤させるなど新たなモデルが必要になっています。雇用において地理に依存することがなくなり、国内外どこからでも優秀な人材を雇うことができ、人を管理するのではなく、仕事を管理する世界になっているからです。

一方で、コラボレーションという観点では、文化を維持しつつデジタル格差を超えるという課題が出てきました。鍵となるコミュニケーションについては、例えば、CEOなどがもっと頻繁にタウンホールミーティングと呼ばれるような全社会議を行うことができるようになり、何がうまくいったか、どこに改善の余地があるかを、発表します。これにより、会社とのつながりが強まります。

コロナウィルスは、どちらにしても向かっていく方向に対して触媒としての機能を果たしたと言われています。一年前までは考えることができなかったようなスピードで、会社がデジタル変革を遂げています。シンプルで、シームレス、ストレスフリーなデジタルワークプレースの世界があり、社員がより効率的に仕事をし、仕事を楽しむことができるようになります。未来の仕事というのは、今もうすでに起こっていて、私たちはすでに「ネクストノーマル」の中にいます。チャレンジングではありますが素晴らしい多くのイノベーションがあり、それによって企業も人もより強くなっていくでしょう。

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